天皇制について。(難しい事柄なので自分なりに深く考えて生い立ちに絡めて少々編集更新。保守派及び権力者の方々に至極辛辣な内容な為、ご一読ご遠慮願います)
https://rd.kyodo-d.info/np/2019102101002423
【© KYODONEWS
即位の礼を前に記者会見するキリスト教団体の関係者＝21日午後、東京都新宿区
即位の礼を22日に控え、キリスト教関係団体が21日、東京都内で記者会見し、宗教色の強い即位関連行事に公金を支出して国事行為として行うことについて「政教分離の原則に反して違憲だ」と主張した。
会見した日本キリスト教協議会などプロテスタントやカトリックの各団体は、一連の儀式の中でも特に11月14日からの大嘗祭は天皇を神格化し、宗教色が強いと指摘。「宗教的儀式に国が関与することは国家神道の復活を意味し、信仰の自由を脅かす」と訴えた。】
(上、KYODOnewsより)
↑そうだったんですね！
ちっとも知らなくて…。
やっぱり、私の「皇室アルバム」や「皇室日記」を見る癖や天皇家に対する尊敬の念は、子供の頃から保守系天皇制崇拝の両親からの影響が無意識に染み込んでいると今頃気が付いた。
雅子様がご結婚されて戸籍を抹消されたと聞いて驚いたのと、雅子様がマスコミにバッシングされて当時の皇太子(今上天皇)が「雅子の人格を踏み躙るような報道…」等仰ってマスコミに抗議されていたことをニュースで見て「あれ？人権が無いはず？」というのがめちゃくちゃ違和感があったことを思い出した。(←訂正して謝罪します！人権ではなく人格と仰ってらしたのを確認出来ました。とにかくさぞかしお辛かったこととお察しします)
やはり日本の天皇制というのは違和感がある。
何故戸籍を抹消されて、人権があるのか？無いのか？
そこまでしても人を神格化する理由が何故あるのか？
天皇家の方々がそれを望んでのことなのか？
いや、それは天皇家の方々が望まれてそうなってはいないはず？(憲法が定めてる？)
現実に生きて存在する(天皇家の)人達を神格化するって、人間では無いのか？と不思議さと違和感が払拭できない。
人には喜怒哀楽や間違いがあるのにそれが許されない？
だからあの天皇家の人達の模範的な行動で、私がテレビで見たそれらは何者かによって造られた動画だったのか？
見せ方が偽装されていたのかもしれなくて私達は騙されているのか？
そんな誰かの管理下に置かれて天皇家の人達は苦しいとは思わないのか？
その誰かとは？
安倍自民党連立政権や日本会議なのか？
いったい裏で誰が模範的とする事柄を造っているのか？
「大嘗祭は天皇を神格化し、宗教色が強い」
↑
それは私にとっては大いに迷惑である。
私の両親は天皇家を神格化して先祖代々の仏教(←父方)を崇めて昔ながらの日本の伝統的ヒエラルキー化された男尊女卑の家系制度で、私がそこからすっかり外されたような差別された形になって育っていたので、私はそんな両親の価値観に心底傷ついて未だに自尊心が陥没したような状態なのに…。
そんな中で、聖書が私の心を救ってくれた。
家族制度のヒエラルキーで私は一番下のランクでお風呂の順番も一番最後で、野菜も魚もヘタばかり食べさせられていた。(だから痩せ細り、両親から放置＆虐待された頃の体重は身長約155cmで30キロ代ギリギリだった。母親が私の世話が嫌で私のヨチヨチ歩きの幼児期にも、私が外に出たがりウザいということで柱に紐で犬のように括り放置していたと母親本人が言っていた。私の記憶ではいつも親戚に預けられるか、両親の夫婦喧嘩の修羅場を見ているかしかなかった。常に母親から「お前が悪い！」と意味不明に掃除機の棒で殴られ身体じゅうアザだらけで殴られた跡が血管が切れパンパンに腫れ上がっても黙って耐えるしかなかった。泣くと殴られ病気しても怒られ殴られた)
両親からいくら頑張っても努力しても私は奴隷のようにコキ使われるだけで私自身が尊重されることはほとんど無かった。貶されてばかりで褒められた記憶が無い。
母親から「死ね！お前は(優生保護法で)殺しても良い命」と幼児期から再三聞かされた。大人になるまでその意味がわからなかった。
そんな私にとってキリスト教は神の元においては皆平等で、特に人間は天賦人権があるという考え方が救いだった。
母親がプライド高で「日本人の血を汚すな！」という思想で、私のような未熟児の子は世間的にも恥ずかしいから優生保護法で殺せば良いとまるで植松聖ような価値観の人で、そんな親の元で私はずっと両親からの暴言暴力や孤独と苦悩と数々の苦労を味わった。
兄弟が過ぎるほど溺愛されて育っているのを見て「どんな気持ちだろう」と想像したがわからない、実感が湧かなかった。
そういった経緯があるから私は反日になったはずだったのに、天皇制については知識が足らず、天皇制が戦前回帰の要因を含んでいたとは知らずで今更になって驚愕である！
憲法第一条とは、
【日本国憲法第1条】
天皇は、日本国の象徴であり日本国民統合の象徴であつて、この地位は、主権の存する日本国民の総意に基く。
主権の存する国民の総意とは？
国民投票したの？
いつ？
私は権威的支配的強制的暴力的両親からのマインドコントロールで天皇家の方々を人として模範だと思ってきたけど、大人になって「天皇家の人達は人ではない？」と知って「その定義はおかしいのでは？」と内心違和感があった。
今回の即位の礼をしっかり見て、その後の報道によって、
「宗教的儀式に国が関与することは国家神道の復活を意味し、信仰の自由を脅かす」と知り、それは戦前回帰ではないのか？と不安を感じた次第である。
やはり、安倍自民党の日本会議(前日本新聞)がコントロールしているのか？
国民も身勝手で、例えば、真子様が好きな人と恋愛をして結婚を望んでいらっしゃるはずで記者会見をされた後にお相手のプライベートな不都合がいろいろ発覚するや「我々の税金で食わせてやっているのに！」とまるでちゃぶ台返しする昔の男どものようなセリフを吐いてバッシングする。
そんなに嫌なら天皇制を廃止して自由にさせてあげればいいのに？
ハイジのロッテンマイヤー女史かセーラのミンチン女史か？はたまた小姑かと思わせるほど口喧しい。
人の人権を取り上げて、自分達の理想の型に嵌めて叩くのは虐待ではないのか？と思うが。
私が両親からそれをされてどれほど苦しかったことか。
真子様も佳子様も自由でありたいと望まれているとお察しする。
佳子様がダンスに夢中になられていらっしゃると知り微笑ましく思う。
ご自身を大切にされて、思うように活き活きと人として生きてゆけるように周囲が温かく見守るべきと思う。
その邪魔をするモノが「象徴」であるなら取っ払うべきと思うし、「人権復活」で真子様方の個々人の意思が尊重されるならそれでこそが大切なことだと思うが。
天皇陛下以外の、ご家族にまで細々したことを要求し文句を言うその口喧しさが国民の総意なのか？
誰だって、強者等の思惑によって自分の人生が型に嵌められて自由を奪われる悲しさと恐怖は想像に絶することだと思う。
よく考えてみれば、誰か強者等が天皇家の人達を理想化する為にコントロールして表面的お人形である為の内面的奴隷のような感じ？
天皇家の方々の愛情深いひたむきなご活躍は、その胸の内の苦しさから発せられる精一杯の叫びなのではないかとお察しする。
(エンペラーウェザーと奉るならば、豪雨被災地をその神技で何とかならんのか？と思うけど？)
柔軟に、誰ひとり取りこぼすことの無いように、人が人としてその存在や意思が大切に尊重されることこそが真の幸せであり、周囲のその思いやりこそが美しいと思う。
それでこそ美しい日本だと思う。
だけど日本なんか、私に言わせれば、血筋や出自をやかましく言う人達ほど心には愛情が無く薄情で冷酷無情な人達だと思う。
その心根は到底美しいとはかけ離れた情の無いもので、表面的装飾の日本の為に社会の中だけで無く家庭の中においても産まれてくる子供の条件においても厳格に選別されて間引かれていく恐怖の国の実態なのだと、私のトラウマがそう憤怒している。
美しい国とは何を指してそう言っているのか？、疑問に思う。
今や自然災害で泥まみれにされた多くの被災地と即位の礼の豪華なきらびやかさのコントラストが悲しい。
天皇家の人達を装飾品のようにして、体裁繕いの表面的で中身のない愛の無い日本の伝統が、日本の象徴、いわゆる日本の「しるし」でしかない天皇家の人達。
(男系男子の印が要るの？トイレマークじゃあるまいに！)
人間をそうして型に嵌め込んだだけの伝統が重視される国なんかで多様性もへったくれもないわな？
だからその画一化された型から外れた中下層階級の多くの人達を道具にして後は見捨ててしまおうとする自民党日本会議のやり方なのか？
だから「国の為に死ね！」って言えるの？
だから障害者は死んでも構わない、だから優生保護法があった？
薄情千万！心底虚しくなる。
それだと私の冷酷無情な両親と変わらない。
愛(命)を軽視して心は貧しく虚飾のみを追いかけ続けると、状況が厳しくなった時に道を見失うと思う。
(日本は戦争をやってみたけど自然も人も皆が深く傷ついただけで、戦後からも今までも、一時の乱痴気騒ぎがあっただけで、ずっと道を見失っているのではないか？)
人を型に嵌め込んで、ただの印のような存在の天皇家の人達に対して、その型からはみ出すと保守派の人達が憎々しげに「税金で食わせてやっている！」と怒ってカネの文句を言うなど残酷な話だと思うが、そんな冷酷無情な、カネのかかる日本の天皇制など廃止すればいいと思う。
それか自民党日本会議が天皇制を本当に愛しているのなら、お金持ち集団の自民党日本会議が出せばいい！
今の今まで、「…国家神道の復活を意味し…」などとは知らずしてそこまで考えも及ばずにきてしまった自分にも驚いている。
やっぱり日本はちっとも戦前戦中と変わってないだろ！
超絶怖いわ！
不思議に思うのだけれど…、自民党って、言ってることとやってる事が真逆だと思うのだけど。
口では美辞麗句を言うけど全くまともに説明してないし、やってることは身勝手で日本のことを愛して無いんじゃないのか？と感じる。
この違和感は私だけ？
日本って、私の両親と同じ、薄情だと感じる。
日本が血の通った温かい国になって欲しい…。
その救いを乞うような思いは、両親の条件に合わなくて愛して貰えなかった私が親の愛情を乞うようなものと同じで…。
私の両親が愛した日本の国だからこそ、愛のある心からより善い国になって欲しいと願う。
それでこそ誇れる美しい日本だと思う。
ところで、安倍総理の万歳を見て思い出したが、父が昔、白シャツとステテコ姿で鏡の前で万歳の練習をしていたのを思い出した。
薄着だと万歳は滑稽で、私は子供心に「ロボットが万歳してるみたい」と思った。
出自が良い両親から見捨てられた自分自身が天皇制について今まで疑問を持たなかったことを、無知だったのだと気づき、没個性多様性剥奪の日本教育による(強者の不都合は知らせない)一色洗脳ってナチスを彷彿とさせるほど怖いと感じる。
